双極性障害II型とともに生きるシステムエンジニアの、日々想ったこと、考えたことを、徒然なるままに。
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海面に差す、白い月の光


こんな映画を観た。

トウキョウソナタ

4人家族の話なんだけど、世界はなんて最悪でひどいんだろうって思わせるような映画。

だけど、観終わった後で、真っ暗な海面に、白い月の光が差すような感覚に浸る感じがする映画。

近くのレンタルビデオ屋さんが100円レンタルをしていたからいろいろ眺めていると、ふと手に取ったのがこのDVDだった。




年末にニュース番組の特番で、今回の金融恐慌の特集をしていたのを観た。

そのなかで、人類の歴史とお金の関係を紹介していた。

家でモノを作って売る時代から始まり、産業革命で工場で大量にモノを作るようになった。

その結果、市場を求め海外へ出て、植民地にモノを売る時代ができた。

その後、戦争終結後も、植民地や戦争という形ではないけれど、大量生産・大量消費の時代が続き。

今度は、お金でお金を増やす金融商品が誕生した。

まぁ、偏った感じは多分にするけれど、そういった内容の特集で。

その後のコメンテーターの言葉が気になった。

「結局、今やってることと、産業革命後ずっとやってきたことは、根本的に同じなんじゃないか」

血は流れていないし、攻め込んでもどこかの国を植民地にもしていない。

でも、やってることは昔と同じなんじゃないか。

そんな考えが頭から離れなかった。

実際に、自分がいる会社も、外国の会社を蹴落とすようなことをしたのを目の当たりにしたことがあった。

けれど。

自分ひとりが世界に抗おうとしても、目が覚めたら新しい世界が広がっていることを願っても、何も変わっちゃいない。

考えないこと。

小さな商店を営んでいる、僕の祖母がこんなことを言っていたのを思い出す。

「商売は、時には馬鹿にならなくちゃいけないよ」

馬鹿になる。

ひどい世界だと思っても、馬鹿になり順応する。

それが賢い生き方なのかもしれない。

でも。

それだけでは、つらすぎる。

だから。

自分を慰める音楽を僕らは愛するのかもしれない。



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ジャンル:心と身体 テーマ:モノの見方、考え方。

2010⁄01⁄06(Wed) 22:35   ココロ | Comment(4) | Trackback(0) | ↑Top


Comment


資本主義は人間の本質=欲望に忠実だからここまで社会システムとして生き残ったのだろうと思います。
「真の」共産主義が実現しようとした理想郷は、結局理性に忠実なものであり、共産主義の敗北は、人間はそこまで理性的な動物ではなかったということでしょう。
私は共産主義心棒者ではなく、ましてイデオロギーすらない人間ですが、結局人間の本質は欲望なんだろうと思うことがあります。
欲望を制御するために倫理観や宗教が生まれてきたような気がします。
酔っ払っているので、人様のブログに意味不明のコメントを書いてしまいました・・
2010/01/08 22:00URL | つばめとそら[ 編集]

つばめとそらさんへ
つばめとそらさん、こんばんは。

なるほどなって思いました。
資本主義はそう言われれば、欲望に忠実ですね。
人が何かを欲しいと思う気持ちやこうなりたいと望む気持ちに、資本主義と共産主義のどちらがより許容してくれるか考えると、資本主義なんですよね。

うまく表現できるかわからないですが、うつがひどくなったとき、僕はうつを社会のせいにし、取り巻く環境を批判したくなってしまいます。
「今の社会がこんな形だから、自分が生きずらさを感じてるんじゃないか」っていうような感じにです。

この記事で書きたかったのは、資本主義へ対する批判ではなく、どのようにして今の社会を受け入れ、自分がいる環境の中でどのように生きていったらいいかを考えていきたいというようなことです。

改めてもう一度、つばめとそらさんの、欲望に忠実であることを考えると、欲望に忠実な社会システムだからこそ、より便利なものが生み出され、より豊かになろうとする気持ちが反映されていくのだろうと思いました。
でもマイナス面もできてしまい、それを倫理観等々が抑制するということでしょうか。

すみません、僕も、まとまらない文章をつらつらと書いてしまいました。。。

2010/01/09 20:26URL | whice[ 編集]


whiceさん、こんばんは。

記事を読んで、ある本で資本主義がまさにはじめるときに書かれたマックス・ウェーバーの本に、今のアメリカを予言するような記述がある、と書かれていたことを思い出しました。
何百年も前から、社会そのものを動かす「モノ」は変わらないのもしれませんね。
つばめとそらさんの書かれていたように、消費社会を動かすものはまさに欲望で。
CMや流行はいかに欲望を喚起するかという側面もあるかと思います。

ときどき仕事で疲れたときにむなしい気持ちがするのは、自分もその消費のひとつでしかないと思ってしまうからでしょうか。
社会に参与するだけではなくて、なにか消えないもの、自分の中でうみだしてそれが受けられている感覚が見いだせるとまた違うのかもしれないなと思います。

横レスですいませんなのですが、
>どのようにして今の社会を受け入れ、自分がいる環境の中でどのように生きていったらいいかを考えていきたいというようなことです。

にとても共感しました。
社会を否定するだけでなく、環境に順応し、少しでも自分の生活を肯定できるようになっていけたらなと私も思うのです。

あ、動かすモノといえば、老子に「もっともやわらかいものが、もっとも固いものを動かす」という言葉があって、なんだかすごく納得しました。

うーん長々とまとまらずすいません。
2010/01/11 23:22URL | すれちな[ 編集]

すれちなさんへ
すれちなさん、こんばんは。

マックスウェーバーが今のアメリカを予言していたんですか!
資本主義を突き詰めていくと、今のアメリカのような姿になるということなんでしょうか。

今の消費社会はまさに、いかに欲望を喚起するかですよね。
多くの人がいろいろなものを欲しがり、買えば買うほど、お金はまわり景気はよくなりますよね。

僕も、「結局はお金なのかな」なんて思ってしまい、うんざりした気持ちになることがあります。
もちろん、そういう側面は大きくあると思います。
ただ、それだけでは、つらい仕事を長時間こなす原動力に、少なくとも僕はならないですね。
生活をし、ぜいたくをする、お金を稼ぐために、仕事をしているわけですが。
例えば昨日記事に書いたような、絵をみるために支払うお金は、金額+αのものを自分に与えてくれる気がしますし、お金を稼ぐ仕事も、その仕事で知らない誰かが、助かっている、喜んでいると思えば、もらう金額+αのものを受け取る気がします。

前にテレビで、美容師をやっているおばあちゃんが「働くことは、はたをらくにすること」って言っていたのが印象的でした。

うつを持ちながら仕事をしていて、つらいとき、ふと「こんなにまで働いて何になるんだろう」って考え、記事に書いたようなことを思うことがありますが、「働くことは、はたをらくにすること」、自分が働くことで知らない誰かが楽になってると思うと、少しこの社会を受け入れる気持ちになります。

>>「もっともやわらかいものが、もっとも固いものを動かす」

長い年月はかかりますが、水は岩を砕きますし、堅い鉄筋のビルよりも、五重塔のような木造物のほうが地震に強いですからね。

社会に対しても、病気に対しても、力を入れてドーンと構えるよりも、受け流す程度な身軽さを持てたら、うまくやっていけるんだろうなぁって思いました。


2010/01/12 22:43URL | whice[ 編集]

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Author:whice(ホワイス)
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躁鬱病(双極性Ⅱ型)を患いつつも、必死に生きてるシステムエンジニア。32才。男。
【趣味】読書(文学からミステリーまで)。映画。ドライブ。

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